今回は、ツアー中にラマダンが始まりました。
モロッコでは時刻を1時間遅らせるので、日本との時差も8時間だったのがラマダン中は9時間になります。
私たちはいつものことなので1時間遅らせるのは慣れていますが、お客様にとってはなかなか経験できないことだったと思います。
今の時代は、スマートフォンやスマートウォッチは自動で切り替わるのであまり困ることはありません。朝起きる時に時間があっているかちょっとだけ不安になるくらいでしょうか。
こちら、マラケシュのフナ広場で撮った動画です。
いつもは夕方になると地元の方と観光客でとても賑わっているのですが、ラマダン中はみんな食事をするために家に帰るのでとても人が少なく、観光客しかいませんでした
そこで今日はラマダンについてお伝えしたいと思います。
皆さん、ラマダンってどんなイメージですか?
日の出から日の入りまで飲み物や食べ物を断つことだと認識されている方も多いと思いますが、それだけではありません。
ラマダンは1か月間続きます。食欲だけではなく、性欲も押さえますし、悪い欲望や嘘、妬みなど人に害を与えるものを全て断って、信仰を深めます。
私たちにとって、とても大切な期間なのです。
病気の人や妊婦、老人は断食は免除です。子供も1ヶ月ずっと断食するのではなく最初は1日だけ、次は3日、と少しずつ体を慣らしていきます。
そして年齢は関係なく、男女ともに体が大人になったら1ヶ月の断食をすることになります。
それでは私のラマダン中の過ごし方をご紹介します。
◆ラマダンの過ごし方
ラマダン中の夕食はこんな感じです。1日中何も食べていないので食べ物のありがたさを実感できます。
仕事があるときもそんなには変わりません。日中の過ごし方はおきゃくさんのスケジュールによって少し変化します。例えば2番目のお祈りはお客様がお昼を食べている間にモスクへ行ってお祈りをしたりしています。
ツアー中のお客様にとっても、ラマダン中だからという理由で大きくツアー内容が変わることは少ないですが、お店や施設が開く時間が遅くなることがあるので、だいたいはいつもよりも1時間遅くホテルを出発します。
こちらは今回のツアー中、夕方お水を飲むところをお客様が撮影してくれた時の動画です。
お客様はみんな私のことを尊重してくださって本当に感謝しています
夜になると、街はお祭りみたいな雰囲気になります。地元の人は夜遅くまで友人と楽しい時間を過ごしたりします。この雰囲気を味わえるのもラマダンならではです
いつもとは違う雰囲気のモロッコもぜひ訪れてみてください!
このような毎日を約1か月間過ごし、いよいよラマダン明けとなります。
ラマダンが明けると、みんなで喜びを分かち合います。お祭りが行われみんな楽しく過ごします。子供には洋服を買ってあげたりしますよ
その様子はまた今度にお伝えしますね。
ではまた
今回は最近のツアーの様子と冬のモロッコの様子をお伝えします。
最近のモロッコ、服装選びがとても難しいです。
昨年は本当に雨が降らず、川の底が見える場所がとても増えてきていて私たちもとても心配しています。
思い起こせば暑くなる日もとても早かった。
そして今回の冬は、今までにないくらい暖かい冬を迎えています。冬なのに27℃になる日もありました。
そんな中、珍しく昨日からモロッコ全土で雨が降っています。寒いです。
シャウエンのホテルを出る時も強い雨が降っていました。
お客さまにとってはとても残念な雨、私たちにとっては恵みの雨、とても複雑な気持ちです。
いつか晴れた日のシャウエンの景色をぜひ見ていただきたいなあと思います。晴れたら↓こんな感じです
こちらは、前のツアーの時に撮った砂漠への道中の雪景色です。アトラス山脈は標高が高いので雪が降ります。
モロッコは海も高い山も砂漠もあるので、1週間で色々な景色が見られるのも魅力の一つです♪
こちらは、砂漠で朝日を見に行くときのラクダステーションの様子です。
皆さん寒くてもラクダに乗るのをとても楽しんでいます♪
こちらはそのあとの朝日が昇っていく様子です。寒くてもこの景色が見られるならと皆さん頑張っていました
寒くても今の時期はとてもきれいな朝日が見れますので今回も晴れてくれることを祈るばかりです。
最後に、冬のモロッコで見ることのできるアーモンドの花をご紹介します。
アーモンドの花は桜にとても似てると言われます。どうやら桜と同じ種類みたいですね。
2月はとてもきれいな花が咲くので私も毎年楽しみにしています♪
まもなく寒い冬も終わり、また暑い夏がやってきます。
地中海と大西洋に面しているモロッコには、海沿いにたくさんのリゾート地があって内陸とはまた違った魅力を経験することができますので、また色々な街のことを発信していきますね。
ではまた
こんにちは、アミンです。
突然ですが、皆さんは旅行の時にどうやってツアーを探していますか。
最近、モロッコへのご旅行をお考えの方からお問合せをいただくことが多くなってきましたので、プライベートツアーの料金の考え方をお話ししておこうと思います。
プライベートツアーの場合は本当にたくさんの組み合わせがあり、お客さまがモロッコを旅行するために何のサポートを必要とされているのかによって、だいぶ料金も変わってきます。
よく、団体ツアーの方が安いというお声をいただきます。おっしゃるとおり団体ツアーの方が費用が抑えられることが多いと思います。
ではなぜプライベートツアーは料金が高くなるのかですが、以下の3点が料金設定に関わる大きなポイントとなります。
◆ドライバー(車のレンタルも含む)の料金、ガイドの有無について
団体ツアーでは、10名~30名ほどで参加されることが多いと思います(たまに数名の時ももちろんあります)。そうするとドライバーとガイド料金の一人当たりの負担額が減ることになりますし、さらにホテルも場所によっては団体割引で通常より安くなることもあり、トータルで皆さんには金額を抑えてご提示することが可能となります。
一方、プライベートツアーは、例えば団体ツアーで10名で負担していた金額をお一人で負担することになりますので参加人数が少なければ少ないほど値段も高くなってしまいます。これは残念ながらどうにもできません・・・。でも高いからといって方法がないわけではありません。
まず、ドライバーです。
公共交通機関を使わない場合は車がないとどこにも移動することは出来ないのでドライバーはお願いするしかありません。
ではガイドはどうするのか。
実はガイドの同行有無が料金を下げる一つのポイントとなってきます。
ガイドはどの言語であってもモロッコの歴史や文化における知識があることをガイド試験によって証明されていますので、説明をきちんと聞きたい方にはガイドの同行をおススメしています。
もちろんドライバーでも自分で勉強して知識を持っている方やおススメの場所を案内してくれる親切な方もいます。
雰囲気が楽しめれば十分!という方や史跡や伝統文化の説明をしっかりしてほしい!という方など、旅行に何をお求めになるかはお一人お一人異なりますので、モロッコへのご旅行で求めることを想像してみてからガイドの同行有無を決めてくださいね
大きい都市では現地ガイドもいますので、マラケシュだけとかフェズだけとかで現地ガイドを頼むことも可能です。
この場合はガイドの宿泊費用などが発生しませんのでガイド料金だけで済みます。
街と街を移動し、且つ、宿泊が伴う場合は、食事代とホテル代が発生します。
この費用もお客さま負担で発生してしまうことをご理解ください
◆ドライバーやガイドが話せる『言語』
もう一つ、ドライバーやガイドを選ぶ時にどの言語が話せるかは、料金に関わる重要なポイントとなります。
モロッコはお土産屋さんなどでは簡単な挨拶レベルの日本語を話す人もいます。
しかし必要なのはトラブルがあったときにきちんと現地人との通訳ができて日本語でサポートできるだけの言語力だと考えています。
しかし、日本語を話せる公式ガイドはとても少ないです。公式ガイドではなくてもお客さまをサポートできるくらいの日本語力がある人も少ないのがモロッコです。
一方、英語やフランス語は今のモロッコでは学校の必修科目となっているくらいですので話せる方は増えています。
そのため英語やフランス語のドライバーの方が料金は安くなり、日本語の話せるドライバーやガイドは希少性が高いことから、どうしても料金が高くなってしまいます。
今は、翻訳機など便利なツールもありますので機械を用いてドライバーや現地スタッフとコミュニケーションをとることも出来ると思います。
ただし、モロッコの山岳地帯や砂漠の方はwi-fiが入らない場所もあります。
基本的にはご自身で最低限のコミュニケーションをとらなければならないとお考えいただき、その前提で必要となる言語をお選びいただくとよいかと思います。
プライベートの旅行を安くするには、電車やバスなどの公共交通機関を使って可能な限り移動し、現地で必要な時だけガイドを依頼する方法かと思います。ただ、日本とは違って電車やバスはよく遅れるのでその点は考慮に入れてくださいね。
私もこの前お客様をお迎えにカサブランカへ行くときに2時間電車が遅れてとても焦りました
そしてバスの場合、夏は暑さでよく壊れるので電車があるところでの移動には電車をおススメします。
砂漠やシャウエンへ行きたい方は、この地域は電車はありませんので現地ツアーかプライベートツアーを頼むのがよいと思います。
ツアー選びに正解はありませんので、皆さんが求めることに合ったツアーを選んでいい思い出を作っていただきたいです。
それでは最後に、私たちの宣伝です!!
私たちは経験豊富で日本の旅行会社の団体ツアーもたくさん案内しています。ツアー中に雪で道が通行止めになったり、急に入場の仕方が変わったり、いろんなトラブルにも対応してきました。
私たちの強みは2点、モロッコで数少ない日本語公式ガイド免許をもっているのでモロッコの歴史や文化を日本語で正しくお伝えできることと、ガイドを長くやってきているのでモロッコ全土に知り合いがいることです。
行きたい場所のほか、モロッコで食べたいものや買いたいものなど色々リクエストしてください。モロッコに滞在できる日程やご予算から相談しながらプランを決めましょう。
団体ツアーと比べてプライベートツアーになるとどうしても料金は高くなってしまいますが、
その分、皆さんのご希望がたくさん叶えられるように精一杯頑張ります
コロナもおさまってきて、皆さんがモロッコに来てくれることをとても楽しみにしています。私たちは全力でモロッコの魅力をお伝えしますので、よければ私たちに皆さんの旅行をお手伝いさせてください。
ではまた
こんにちは、アミンです。10月23日から6日間のプライベートツアーでお客さまをご案内しました。
今回の日程はこちらです。
今回のお客さま、本当にとても元気で体力もある方で一緒にたくさん歩きました。
私は背が高いので足は長いはずなのですがお客さまの歩く速さにとても驚きました。私の方が疲れてしまったくらいです
もちろんお客さまは最後まで元気でした素晴らしい体力
それではツアーの様子をご紹介していきます!
こちらは、遊牧民の家に立ち寄った時の様子です。住んでいる方もとてもいい方たちだったので家の中も見せてくれましたし、撮影もさせてくれました!
プライベートツアーなので、途中の写真ストップも自由です♪
↓そして、砂漠の朝日です!何度見ても感動しますね
↓私の写真サハラ砂漠の砂は本当にサラサラで気持ちいいです♪
↓こちらは、途中のレストランで音楽を演奏していたスタッフとお客さまです♪こんな風に一緒に演奏してくれる方は珍しいのでスタッフもとても嬉しそう
今回のお客さま、訪れた場所で現地の人たちとすぐに仲良くなってたくさんのコミュニケーションをとられていたのがとても印象的でした。
こちらは最終日に今回のプライベートツアーの感想をお伺いしたときの様子です。
これまでご案内してきた多くのお客さまはモロッコの世界遺産や砂漠など、場所を見に来られる方がほとんどでした。
モロッコ旅行の一番よかったことがいろいろな人たちとの出会いだったというお話をしていただいたのは初めてでした。
とても新鮮な感覚を受けたのと同時に、モロッコ人のことを日本の方にも少し知ってもらえたのかなと感じられてとても嬉しかった。
モロッコに来られるお客さまが何を求めてわざわざ日本から来てくれるのか、場所を見に来る方、モロッコ製品の買い付けに来られる方、取材に来られる方、そして今回のように現地の方との触れ合いを楽しみにして来られる方、本当に様々な方がいらっしゃるということを改めて感じ、私としてもとてもよい経験となりました。
今回は、プライベートツアーの様子をお伝えしました。
お客さまがリーダーになってツアーを進めていくのがプライベートツアーですので、事前にお客さまのご要望を聞いて可能な限りご要望にお応えする形で日程を組んでいきます。
ただし、人数が少ないと団体ツアーよりもどうしても高くなってしまいます。
滞在日数が短くて日程が限られてしまっている方、一つ一つの都市をゆっくり回られたい方、公共交通機関のないところだけツアーに参加したい方などはプライベートツアーをおススメします。
プライベートツアーが気になった方はぜひご相談くださいね。
お問合せ はこちらから!
ではまた
こんにちは。マダニです。今日は私のことをお話します。
私がガイドに興味を持ったのは大学生の時でした。私の専門は経済で実は最初は銀行員を目指していたんです。
そこで出会った先生の授業がとても面白かった。
先生はフランス語で話す方でしたが、ドイツ語もとても上手でガイド免許も持っていたんです。大学の先生とガイドの仕事、両方の仕事をされていました。
そして先生は時々授業の中で、ガイドの仕事で出会ったお客さまとのエピソードをとてもおもしろく伝えてくれました。それがきっかけでガイドの仕事に興味を持つようになりました。
それでも大学卒業するまではまだ銀行員を目指していました。ところが・・・、私は銀行員の試験に落ちてしまって銀行員になることができなかった
私は絨毯のお店で働くことになりました。
そこで運命的なことが起きました。そのお店に日本人のグループが来たんです。
珍しいことが大好きな私は生まれて初めて聞く言葉にとても興味を持ちました。そして彼らはとても優しくて静かでいい人たちでした。
私は日本語がすぐに大好きになりました。それがきっかけで日本語を勉強するようになりました。
たまたまが重なりましたが、私にとっては人生を変えるチャンスになりました。
そして2006年にガイドの免許試験を受けて公認ガイドになることができました。
↓これは今のガイド免許です
↓これは2005年頃、当時の日本の政治家の方がモロッコに来られた時の写真です。懐かしいですね。
早いものでもう20年以上もこのガイドという仕事をしています。
遠い日本に住んでいる皆さんと出会えるのもこの仕事をしているからだと日々感謝しています。
これからもモロッコの魅力を一人でも多くの方にお伝えしていきたいと思っていますのでこれからもよろしくお願いいたします。
]]>こんにちは、マダニです。オンシーズンに入りましてフェズの街も観光客が増えてきました。
10/26はフェズのプライベートガイドで2名のお客さまをご案内しました。
↓こちらはプライベートガイドや団体ツアーでいつもお世話になっているハミドゥさんです。
「モロッコの一般家庭訪問」って書いてあっても具体的にどんな雰囲気なのか想像できない方が多いと思います。
イスラムの国にある民家の多くは、家の外観はシンプルですが、家の中はとても美しく飾っています。
ソファやテーブルクロス、そしてお客さまをお迎えするときに使う茶器セットなど、立派なものを準備しているご家庭が多くあります。外から見ただけでは内部の想像はできないので実際に皆さまにぜひ見てもらいたい場所の一つです。
では、実際にこのご家庭を訪問したときの流れについてご説明します。
民家を訪れましたら最初に住む家族を紹介します。
そしてガイドが民家について説明をします。ハミドゥさんの家は旧市街の中ではとても広い家で2階・3階があり、家の中も美しく飾っています。
そのあとにミントティーのセレモニーを行います。
ミントティーを飲みながらハミドゥさんの演奏を聞き、ご家庭の中を見学して終わりです。
モロッコでは家庭でもホテルやオフィスなどでもホスピタリティとしてお客さまが来たときにミントティーを出す方がたくさんいます。私たちの大切な伝統の味です。
訪れたお客さまにはミントティーを飲んでもらうだけではなく、ミントティーを作るところを見ていただいています。
お湯を沸かし、茶葉を入れて煮たてながら何度も濃さを調節し、ミントの葉を入れて完成させていく過程を目の前で披露してくれます。
お砂糖もお客さまのお好みに合わせて入れるか入れないかを選べます。
そして、ハミドゥさんの奥さんの作ったお菓子と一緒にミントティーを飲みながら、ハミドゥさんの演奏をお楽しみいただきます。ハミドゥさんは昔ミュージシャンをしていてフェズでとても有名な音楽グループで演奏していました。モロッコの番組や雑誌でもよく紹介されていたんですよ。
また、ここでは民家の中の色々な場所、台所なども見ることできます。ガイドが細かいところまでご説明しますのでモロッコの一般的な家庭の様子や生活に触れるチャンスがあり、とても貴重な時間になると思います。
このハミドゥさん、日本語がお上手で、ミントティーを淹れながら「写真どうぞ」と何度も言ってくれるのでとても楽しいですよ
団体ツアーでもプライベートガイドでも同じパフォーマンスをしてくれますので、少人数の場合は本当に目の前で見ることができるのでとてもおススメです。
以下のプライベートツアーでもお客さまのご要望に応じてモロッコの一般家庭訪問をすることも出来ます。
フェズ プライベート観光3時間
フェズ プライベート観光5時間
気になる方はガイドにご相談ください。
こんにちは、アミンです。9月25日から1週間、12名のお客さまをご案内しました。
今回はこのような日程でした。
少し久しぶりの周遊ツアーでしたので日本語をしっかり復習しましたよ
いつも思うのですが、日本のお客さまは皆さん大人しくて優しい今回も私に色々話しかけてくださいました♪
今回のツアー、天気がとてもよかった
砂漠でとてもきれいな星を見ることができましたし次の日の朝も晴れて無事ラクダにのって日の出を楽しんでいただけました!
気温はというと・・・涼しい日もあり砂漠の朝は17℃くらいでとても心地よかったのですが、最後のマラケシュはなんと41℃まで上がりましたと言っても、マラケシュは乾燥していますので日陰に入ったら問題なしです。お客さまも貴重な経験が出来たと思います
モロッコも観光シーズンに入り私たちの街フェズもお客さまがとても増えてきました。
コロナが落ち着いてきたシーズン、この3年間でどのように変わったのか私たちも未知の世界です。
多くの皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
ではまた
こんにちは。マダニです。
今日は私が同行してきたたくさんのツアーの中で印象に残っているものをご紹介します。
モロッコではツアー会社が色々な種類ツアーをやっています。時々初めての経験に出会うこともあって驚いたり楽しんだりしながらお客さまと過ごしています。
これまで一番おもしろかったのは、「CookingClass」ツアーです。
モロッコの文化、特にモロッコ料理を体験してもらう為にこのツアーが企画されました。
このツアーの参加者は料理の専門家に限定していました。訪れた街の観光に加えて、その街のレストランで料理人から料理を教えてもらうという内容で、お客さまも一緒に同じ料理をしました。
そして料理が一番良かった方を表彰してプレゼントをしました。最後に地元の方々の音楽の演奏もあり、ここでもモロッコの音楽文化に触れることができました。
↓料理の説明を聞いている様子
↓cooking中、皆さん真剣です
↓完成した料理。とてもおいしく出来上がりました♪
↓地元の方々が歓迎の音楽を披露してくれました♪
いつもは観光とご案内がほとんどですが、こんな風にお客さんに私たちの文化を体験してもらえるツアーはとても楽しくて私もとてもいい日になりました。
私たちがご案内するフェズのプライベートコース(フェズ プライべート観光5時間)でもいつものご案内コースをアレンジして経験の時間を取ることができます。
例えば旧市街へ肉や野菜を一緒に買いに行ってCookingすることもできますし、材料を先生が最初から準備しておくことも出来ます。
旅の日程で少し時間が出来たときなど、モロッコの伝統文化を体験してみるのもおススメです。Cooking以外のことでもモロッコの伝統的な生活や文化で体験してみたいことがあればぜひご相談ください。
今日はこれで終わりです。
時々しか登場しない私ですが、また皆さんにお伝えしたいことが出てきたらレポートしますね。
こんにちは、アミンです。
午前中3時間、フェズ旧市街で日本人のお客さまをご案内しました。
内陸にあるフェズの街、少し涼しくなってきたとはいえまだまだ気温が高い日もあります。この日は33℃で私もとてもたくさん汗をかきました
それなのにご案内したお二人、とても歩くのが速かった若いってすごいなあ。フェズの街を歩きなれている私が疲れてしまった
若さに負けないように鍛えなおすと心に決めました
そしてこのお客さま、このウェブサイトを見て申し込みをしてくれた第1号のお客さまとなりました
ツアー会社や友達から紹介してもらえるのもとてもありがたいことですが、ウェブサイトを見て私たちを選んで申し込んでくれたことがとても嬉しい
↓終わった後にいただいたメッセージ。私の写真も撮ってくれていました
こういうメッセージ、私たちにとって本当に励みになります。
遠い日本からモロッコへ来てくれたお客さまにとって最高の旅になるように私たちが全力でお手伝いします。
これからもよろしくお願いいたします。
ではまた
こんにちは、アミンです。
現地はまだまだ地震が続いています。みんな山へ救助に行っていますが、揺れるたびに大きな石が落ちてきて重機も壊れて思うように前に進まない
海外ではモロッコの救助の遅れを批判しているようですが、この状態ではたくさんの人に来てもらっても危なくて前に進めません。
道を作っていっても今度は来た道に石が落ちてきて戻れなくなるかもしれない。そんな危険なところで一生懸命救助活動が続けられています。危険な場所で自分たちも危ないのに頑張ってくれている人々に感謝します。
これは未亡人や障害者の方が寄付している動画です。同じモロッコ人としてとても誇りに思います。
物資が届くようになった場所は、モロッコ人がたくさん寄付し過ぎてしまって食べ物が余り始めた。今はたくさんスーパーで買うのをストップする声が出ているほどです。
毛布とか服、そして家を建てるためのお金など、必要なものが変わってきました。私の家族も洋服を寄付しました。冬に向けて生きていく準備が進められています。
そして、話が変わりますが、前回言ったマラケシュのこと、現地のガイドが撮った動画をご紹介します!
↓スークの中。被害もなくほとんどのお店開いています。
↓神学校も被害はありませんでした。美しいモザイクは今でも見ることができます。
↓こちらは博物館です。
マラケシュで壊れたところは修復中だったモスク、そして一部の建物の壁の表面です。その壁は今の時代に修復されたものです。
昔からある建物は壁がとても分厚い。だいたい70センチから120センチを超えるものもある。壊れた壁は修復によって上から修復された壁の部分で昔からずっと残っている部分は壊れませんでした。かたくてとても強くなっています。
メディナはユネスコ世界遺産に登録されているから、ユネスコの指示で修復は昔と同じ材料で行う必要があります。昔のものを残していくためには修復を繰り返していくしかないのです。
10月には国際通貨基金(IMF)の会議がマラケシュで開催されます。マラケシュの役所はその会議が予定通り開催できるように必死で壊れたところを修復しています。
私が聞いた話だと、モロッコのほとんどが壊れてしまったと報道されていると聞きました。
このブログでも何度かお伝えしていますが、壊れて大変なところはアトラス山脈の中で、マラケシュなどの都市部は大丈夫です。
この記事を読んでくれた人だけでもモロッコのことを知ってもらえるととても嬉しいです。
ではまた