こんにちは、アミンです。
現地はまだまだ地震が続いています。みんな山へ救助に行っていますが、揺れるたびに大きな石が落ちてきて重機も壊れて思うように前に進まない😢
海外ではモロッコの救助の遅れを批判しているようですが、この状態ではたくさんの人に来てもらっても危なくて前に進めません。
道を作っていっても今度は来た道に石が落ちてきて戻れなくなるかもしれない。そんな危険なところで一生懸命救助活動が続けられています。危険な場所で自分たちも危ないのに頑張ってくれている人々に感謝します。
これは未亡人や障害者の方が寄付している動画です。同じモロッコ人としてとても誇りに思います。
物資が届くようになった場所は、モロッコ人がたくさん寄付し過ぎてしまって食べ物が余り始めた。今はたくさんスーパーで買うのをストップする声が出ているほどです。
毛布とか服、そして家を建てるためのお金など、必要なものが変わってきました。私の家族も洋服を寄付しました。冬に向けて生きていく準備が進められています。
そして、話が変わりますが、前回言ったマラケシュのこと、現地のガイドが撮った動画をご紹介します!
↓スークの中。被害もなくほとんどのお店開いています。
↓神学校も被害はありませんでした。美しいモザイクは今でも見ることができます。
↓こちらは博物館です。
マラケシュで壊れたところは修復中だったモスク、そして一部の建物の壁の表面です。その壁は今の時代に修復されたものです。
昔からある建物は壁がとても分厚い。だいたい70センチから120センチを超えるものもある。壊れた壁は修復によって上から修復された壁の部分で昔からずっと残っている部分は壊れませんでした。かたくてとても強くなっています。
メディナはユネスコ世界遺産に登録されているから、ユネスコの指示で修復は昔と同じ材料で行う必要があります。昔のものを残していくためには修復を繰り返していくしかないのです。
10月には国際通貨基金(IMF)の会議がマラケシュで開催されます。マラケシュの役所はその会議が予定通り開催できるように必死で壊れたところを修復しています。
私が聞いた話だと、モロッコのほとんどが壊れてしまったと報道されていると聞きました。
このブログでも何度かお伝えしていますが、壊れて大変なところはアトラス山脈の中で、マラケシュなどの都市部は大丈夫です。
この記事を読んでくれた人だけでもモロッコのことを知ってもらえるととても嬉しいです。
ではまた👋