カラウィン・モスク
カラウィン・モスクは、最大収容人数2万人が収容できるサブランカに次いでモロッコ国内で2番目に大きなモスクで、モスク内には世界で一番古いと言われているカラウィン・モスク大学があります。
カラウィン・モスク大学全体では14の入り口と270本の柱があり、その中でも薔薇の門と言われる一番美しい門があります。
イスラム教徒以外の入場は禁じられていますが、入口から中の見事な彫刻や美しいタイルのモザイクを少しだけ見ることが出来ます。
Amine
カラウィン・モスクは、チュニジアから移住してきたファティマという女性が彼女の父親を偲んで建てたことから始まります。
最初は金曜礼拝のための小さなモスクでしたが、1135年、当時の王により大きく改築されました。
その後、10世紀にはコーラン、法律学、地理学、天文学など多くの学問を学べる大学として発展していきました。
現在、ユネスコやギネス世界記録で
『世界に現存する最古の継続的に活動している教育機関であり、初の学位授与を行った教育機関』
として認定されています。