アッタリン・マドラサ
マドラサは神学校、アッタリンはスパイス屋のことを意味します。
マドラサの手前には有名なアッタリンスークがあったため、マドラサにもアッタリンの名前が付けられました(現在は残念ながらスパイス屋メインのスークではなくなってしまいましたが・・・)。
ブー・イナニア・マドラサが作られるよりも前、マリーン朝時代1322年から1325年にかけて建設され、マリーン朝時代に建てられたマドラサの中で一番小さくて美しい場所となっています。
今は観光スポットとなっていますが、1956年まで大学に入る前の学生が学ぶハイスクールとして使われていました。
中に入るとアルハンブラ宮殿と似ていてきれいなモザイクを見ることができます。
1階には大理石で作られた噴水と礼拝堂や教室があり、2階には学生の宿泊部屋がありました。
アッタリン・マドラサでは当時の宿泊部屋を見ることができます(※ブー・イナニア・マドラサは現役なので見ることできません)。
ツアーではここの見学が組み込まれないこともありますので、自由行動やプライベートガイドの際にはここを訪れることをおすすめします。