フェズの王宮
フェズの王宮は、マリーン朝(13~15世紀)のスルタンの居城であり、兵士たちの駐屯地でもありました。
現在はモロッコ国王がフェズに滞在する際に使用されています。
美しい草花に彩られた王宮前アラウィ―ト広場、その正面に見える壮大で華やかな門には、美しいモザイクのタイルや木の彫刻そして複雑な幾何学模様が施された7つの真鍮製のドアがあり、ここを訪れた人々の目を奪います。
王宮は一般公開されておりませんが、敷地内には博物館があり、絨毯や上質なシルクから陶器や写本まで、数多くのモロッコの歴史的工芸品が保管されています